油処理剤の決定版。頑固な油膜、グリストラップ、流出油対策に。地球にやさしい油洗浄剤“アースクリーン”

雨水利用

アースクリーンの特長:乳化・白濁化しない!生分解性77%以上 (OECD規格)自然に優しい新タイプの油処理剤

アースクリーンの4つの特性:驚異的な経済性・驚異的な分散力・使いやすさと安全性・二次公害防止に素晴らしい効果

アースクリーンによる加水分散の模様

オイルをマットでできるだけ回収→10倍に希釈して散布→散布後、良くブラッシングし水洗いして完了です

流出油に対する作業手順

オイルフェンスで拡散を防止→吸着マットで油をできる限り回収する→アースクリーンでの残油処理作業

※いずれの場合も希釈しないと効果がでませんのでご注意ください

河川・海・分離層での場合

  1. 油回収後、30〜50倍の希釈液を散布(高圧洗浄機を使用すると効果的)
  2. 油紋・油膜が消えればOKです(消えない時は2〜3回散布作業を繰り返してください)

土壌の場合

  1. 20倍の希釈液を回収出来なかった油量の2〜3倍散布し、同量の水を散布
  2. 上記作業を一日2〜3回、3〜4日繰り返してください(土壌を攪拌すると効果的です)

コンクリート・アスファルトの場合

5〜10倍の希釈液を回収できなかった油量の2〜3倍散布し、ブラシ等でこすり洗い後、水で流してください。
油紋・油膜が消えない時は上記作業を2〜3回繰り返してください。高圧洗浄機での作業では20倍の希釈液でも効果があります。

ブラッシングの場合

希釈倍率 10〜30倍

  1. バケツや専用容器に原液を入れ洗浄液を作る
  2. 汚れた部分に洗浄液を散布する
  3. デッキブラシ等で、汚れた部分をブラッシングする
  4. 多量の水ですすぎ流す

高圧洗浄の場合

希釈倍率30〜50倍

  1. 油吸着マットで、出来る限り油を回収する
  2. 容器に原液を入れ30〜50倍の水で薄める
  3. 洗浄機をセットし、流出した部分をなぞる様に、水面なら叩く様にして油を混和させる

希釈液使用量の目安

流出油の種類 希釈液使用量の目安
原油・重油 油の約5倍以上
軽油・カソリン・灯油 油の約3倍以上
潤滑油など 油の約3倍以上
  • 希釈倍率の見方は、流出した油量の3〜5倍のアースクリーン希釈液が必要です。
    安全データーシート及びラボテストのデーターが必要な場合はお問い合わせ下さい。
  • 希釈水は河川水、海水、泥水、油混じりの現場の水等、いずれでも可能です。
  • 使用前にオイル吸着マットで油を回収すると効果的です。

附則

  1. 現在、中和剤等での河川、湖沼、田畑での流出油処理は地方条例上出来なくなっている状況です。
    流出した場合は河川敷等の責任者の判断が必要となりますので、個人の判断での使用は罰則の対象となりますので注意が必要です。
  2. 上記の詳細は各自治体、消防署にお尋ね下さい。

従来の洗剤・中和剤との比較

従来の洗剤との比較

比較項目 従来の洗剤 アースクリーン
価格・使用方法 安い商品 原液で使用
高い商品 200〜300倍希釈
5〜500倍希釈の為経済的
油の物性 高分子状態を維持
自然分解がしにくく、油が腐敗し悪臭を発生
スポンジやたわしに油分が残る
微細化
自然分解され油が残らない為、悪臭の発生を抑えられる
スポンジやたわしに油分が残らない
発泡性
すすぎ時間・水量
低発泡性
すすぎ時間・水量
自然分解性 難分解 生分解しやすい
水素イオン濃度 一般にアルカリ性 中性
臭い 一部香料入り 無臭
一部着色剤入り 無色
界面活性剤 20〜70% 5.5%以下
人体への影響 肌荒れ、爪割れ 無害
施設への影響 排水管、桝、側溝での詰まり
オイルボールの発生
排水管、桝、側溝での詰まり解消
オイルボールの発生無し

従来の中和剤との比較

比較項目 従来の中和剤 アースクリーン
価格・使用方法 安いが原液で使用 10倍以上希釈の為経済的
中和の状態 白濁・乳化し、油分の再凝集がある 水中に分散し、再凝集しない
舗装・塗装面への影響 舗装面をボロボロにする
塗装面を剥離させる
無し
備蓄量 石油生成品の為、消防法上一定量以上の備蓄不可
要届出
制限無し・届出不要